かとー(嫁)の旅とヨガと出産、育児のブログ

2015年結婚、2017年9月、仕事を辞め、嫁ひとりで旅に出た後、帰国後、2018年6月妊娠発覚みたいな日々の記録

”パパ、遺伝子組み換えってなぁに?” を見て

生活クラブのイベントで表題の映画鑑賞してきた!

 

アメリカの2児の父が食の安全に疑問を持ち

特に遺伝子組み換え作物について

いろんなところにインタビューして回るドキュメンタリー!

 

やっぱ避けるべきだと思ったし

以前に読んだ本のこともまとめてみた!

 

現在日本で流通が認められている遺伝子組み換え作物は

  1. トウモロコシ
  2. 綿
  3. ナタネ
  4. 大豆
  5. アルファルファ
  6. テンサイ
  7. じゃがいも
  8. パパイヤ

の8種類。

この中に日本国内で商業生産されているものはない。

でも牛、豚、鶏などの飼料になるトウモロコシはほとんどが輸入されたもの。

トウモロコシの輸入量は半端なくて

飼料だけでなく、甘い飲み物、アルコール、お菓子には大概入っている。

大豆も飼料になるし、醤油、味噌、豆腐とかね。

そのうち8割は遺伝子組み換え作物。

なくなったら日本の食料がなくなると言ってもいい。

 

そんだけ流通してるってことは安全じゃない?

って私も思った。

 

でも映画の中で

遺伝子組換え作物を食べたラットの実証実験で、

オスは腎臓や肝臓に障害が出る確率が上がったり

メスはホルモンのバランスが崩れて乳がんになったり

(どちらもラットの一生のうち中期に発症、

非GMのラットも発症はするがその確率は低く、発症しても晩年)

 

人で言えば免疫力が下がったり

アレルギーが発症したり・・・

 

今回来ていた人の話では

うつの原因とか

現代の子供は長生きできない

という説もあるそうな。

 

最近よく話題になるものばかり。

 

え?何でそんな危ないもん堂々と流通してるの?って話。

 

そもそも遺伝子組換え作物が開発されたのは

画期的な除草剤が開発されて

でもそれが非選択性除草剤であり、農作物も雑草も無差別に枯らす性質を持っている。

それに耐性を持つ作物として開発されたのが遺伝子組換え作物。

 

農家としては農薬をやる手間が減るためこれに頼るみたい。

それから収量が増えるしね。

 

大規模農業は収量と手間が命だからみんなそっちにシフトしていく

 

輸入元の大半がそうなれば輸入する側であり

ましてや依存しまくっている日本は

流通を許可せざるを得ないよね。

 

ってことで日本にはマイナスな情報は入ってきにくいし

表示義務も甘い。

(食品衛生法では、遺伝子組み換え作物の8種類とその加工品33品目についての表示が義務付けられているが、その中でも重量上位3品目以外は表示義務がなく、その中でも重量が5%未満であれば表示義務はない。

また、DNAが残っていないという理由で、油、醤油、異性化糖などの甘味料についていは表示しなくても良い。)

(ちなみに「遺伝子組み換えでない」の反対の表示は「不分別」で遺伝子組み換えの分別をしていないということ、ただし全く混入していないわけではなく、日本の場合は混入が5%以下であれば「遺伝子組み換えでない」と表示しても良いことになっている。(EUは0.9%以下、韓国は3%)

 

今、日本では遺伝子組換え作物を避けて生活することが難しい。

でも同じように危機感を持ってる消費者はいるし

有機栽培をしている農家もいる。

選択しようと思えばできる!

(大地を守る会とか、生活クラブとか、四つ葉生協とか!)

意外とカルビーとかも使ってないって本には書いてた!

 

何にお金をかけるか!

一人でも多く知って、選んで行けば

ちょっとずつでも遺伝子組換え作物を流通させる動きが止められたり

みんなが買えば有機栽培みたいな作物、畜産物の流通量が増えて

値段も下がるよね!

 

ハチドリ精神!!!

 

情報は本と映画の当時のものなので現在とは数値など違うかも!

 

参考

www.uplink.co.jp

素の自分でいた方が真実が見えてくる/有機農業支援・手島奈緒さん | MYLOHAS

(↑この人の「いでんしくみかえさくもつのないせいかつ」って本を参考)

GMは健康に問題 | サルでもわかる遺伝子組み換え